ピアノに向かっている時に、色々思ったことや、本の情報やらを書いています。
他の見出しの中身と重複するないようだったりもするのですが…
その辺りは気分で決めています。
今日、師匠の所にレッスンに行ってきました。
フランクのバイオリンソナタの伴奏‼︎
何故か緊張して…
1人でさらっていると特に問題を感じない所が、合わせると緊張して、ボロボロになってしまいました。
以前は、ここからの修正方法がわからなくて、ずっとさらっているだけでした。
そうやって仕上げても、あまり上手くいきませんでした。
伴奏は、落ちずに最後まで弾ければ良い訳ではありません。
最近は、次第にやり方が見えて来るようになりました。
こういう時は、曲の旋律を音符でしか捉えていなくて、歌として捉えてられない事がほとんどです。
それで、もう一度楽譜を見直して音源を聴いて"解体"してみる積りです。
結局、この作業の繰り返しをしないと曲が分からないのだと思うのです。
旋律の区切り方、流れの捉え方を変えるだけで弾きやすくなります。
終止をきちんと音楽として終止していなかったり、1拍目の呼吸が足りなかったり、歌っている積りが、重くなっていたり...
一つ一つの積み重ねが合わせる時に色々な事故を起こす原因になっています。
また、頑張ります。
14/4/'16
大人の生徒さんのレッスンで、曲はやはり歌が基本だと再確認しました。
歌の伴奏を弾いているのですが…
写真の楽譜は、生徒さんが弾いている"エーデルワイス"の右手の一部分です。
(横になってしまっていますが…)
私は、ソラシドと弾きやすいように、ファの音を1で弾いていく指使いにしました。
ここ何回か、弾いてきたのですが、この和音の多い曲はやはり無理かなと思っていました。
どうしてかというと、和音が繋がって聴こえないのです。
それが今日は、和音が繋がって(物理的にではなく)聴こえたのです。
前回までは、和音を一つ一つ弾いていたのですが…
それで、どう練習したのか聴いてみました。
そうしたら、私が前回歌を思い出しながら弾いてと言ったのを実行したのだそうです。
嬉しかったです。
写真のソラシドも歌にでてくる旋律ですから、歌を思い出すだけで、和音の上声を繋げたくなります。
私は、歌、旋律を頭の中で追っていると曲になっていくのだという事を再確認しました。
自分ももう一度じっくり譜読みをし直さなくてはと思いました。
2/4/'16
21/3/'16
17/2/'16
20/1/'16
今日は私の大切な本を2冊紹介します。
楽曲分析法、と旋律法入門の2冊です。
2冊とももう絶版ですが、中古で購入可能だと思います。
この本を書かれたのは、偶然にも娘の出身大学、山形大学で教えていらした熊田為宏先生です。
元々フルートが専門で、色々オケを指導しているうちに気が付いたことがまとめてあります。
この本の中身がとても深いし、色々なヒントが演奏に役立ちます。
2番目の写真は「楽曲分析法」の中身の1部です。
3番目の写真の旋律法は、学問としては余り流行らなかったそうですが、音程や音階などが意外な視点で書かれています。
19/9/'15
11/7/'15
16/6/'15
なかなか速く譜読みが出来ないとき、出来ないと思ってしまったとき、私はいわゆる音を読み、指使いや強弱などを気を付けて弾く作業をやめることにしています。
長い間、これぞ譜読みだと信じ、疑ったことさえなかったのですが…
この作業は、自分を楽譜に接近させることですから、極めて近視眼的に曲をみる行為でもあります。
それで、この頃は旋律を歌い、その旋律の相方の旋律を探します。
そして、曲の仕組み:どこが繰り返されるとか、どこで終止してるかなどを調べます。
この作業の後で、いわゆる譜読みをするとかなり速くできます。
視点を変えて色々な角度から見てみると、近道に繋がるみたいです。
28/3/'15
弾ける、弾けている時はいったいどんな状態なのだろうか。
せっかく一生懸命に練習しているのに弾けてないという事実に遭遇するほど悲しいことはありません。
弾けていないということは、私の場合、弾けないと捉えてしまいがちなのです。
1人で弾く時、右手が旋律を握っている場合だと、例え左手が片手で弾いてみるとかなり怪しげな状態でも右手につられて何となく弾けた気がして,それで納得している時がかなりあると思います。
まして、平素両手で弾いていれば、左手が弾きにくいと感じない限り、怪しげな個所さえ気が付かないこともよくあります。
こういう時、録音を撮ってよく聴いてみると、左手が弾けていないことがわかります。
でも、これは左手を聴こうと意識した場合にわかることなのです。
片手づつ録音に合わせて弾いてみれば、明らかに判明します。
人間の耳は、聴こうとしたり、聴きたいと思うとき、なぜか集中力が増して聴こえてきます。
曲を1人で弾いている時は、弾くことに夢中ですから片方がうまく弾けていないという現象をその場でキャッチするにはただ弾いているだけだと大変難しいことだと思います。
なので、私は自分の演奏を録音して片手づつ録音にあわせて弾いてみようと思います。
練習時間の短縮になります。
合わせものの時は、これをよくやるのですが、ソロの曲も多分同じなのではないかなと…