No.3
17/11/'16
忘れないうちに。
先日、主人と”シーモアさんと大人のための人生入門”という映画を観てきました。
その中で、シーモアさんがベートーベンについて話しています。
ベートーベンは、非常に男性らしさを誇張していた。
ベートーベンの作品の中で、これでもかこれでもかと男だ!と強調しているのだそうです。
私は、ある時から突然ベートーベンを受け付けなくなって、その理由がわからなかったのですが、この話で、もしかしてその男性らしさにウンザリしてしまったのかもしれないと思いました。
ベートーベンの曲が全部嫌いというわけではないのですが、嫌いになってしまったのは、確かにsp、sfなどがバシバシついていて、メリハリのある曲が多いです。
そして、大好きな曲は穏やかなものが多く、これは女性的だといえるかもしれません。
私がベートーベンから遠ざかってしまったのは、色々な音楽仲間のピアノの演奏を聴くと固い音、アクセントの強い音…が聞こえてきて、それにウンザリしたというのが本当です。
大学の試験の時も、ちょっとした演奏でも...。
それが、ベートーベンであり、シューマンであり、ブラームスだった…のかなと思うようになりました。
ベートーベンは、それでもまだまだ遠くになっています。
かつては、大好きだったので、その内にまた仲良くなれるかと思います。
自然に任せています。
No.2
20/2/'16
歌曲のことについて調べたくて、解説が書いてある本をちらっと読みました。
Beethovenは、イギリス民謡に関心はあったのですが、この歌曲すべてをBeethovenが作曲したわけでなくて、ハイドンの曲をアレンジしたり、イギリスの歌をアレンジしたりしたものもあります。
しかも、これから作曲するぞ!という意気込みで作曲したというよりは、サクサクと軽く作曲してしまったのだそうです。
でも、イギリス(正確にはスコットランド、アイルランド)民謡を編纂しているうちに色々と学べたのだそうで、これ以後の作品の基礎になったのだそうです。
具体的にはこれ以上の事を見つけられませんでした。
また見つかったらアップします。
No.1
18/2/'16
7月にコンサートを企画しています。
目下選曲を終えて、何とか動き出そうとしています。
今回は、Beethovenのピアノトリオ付きの歌曲がメインです。
作品番号で言うとWoO153,155になります。
イギリスやスコットランドの民謡がもとになっています。
Beethovenの中期から後期にかかる時期の作品で、歌曲ということもあり、激しさムキムキの曲ではないです。
このところ、Beethovenの激しさにうんざりしていたので、私にとっては、Beethovenとゆっくりと向き合えそうです。
以前は、熱情や最後のピアノソナタのような、情熱的な激しい作品が大好きでした。
コンサートが終わるころには、何といっているでしょうか…
私は、ピアノ曲が好きになれなくても、弦楽四重奏やピアノトリオやピアノカルテットから作曲家がすきになることがよくあります。
Ravel, Schumannは歌曲と室内楽経由で好きになった作曲家です。