モーツァルトのkv397の冒頭の部分...
いやぁ、これ難しいですね。
昨日レッスンに行ってきましたが、最初の1小節から大変。
最初の音のバス、私にとってこれがなかなか決められないのです。
打鍵のスピード、打鍵する時の呼吸で変わるのはわかるのですが、1小節全体の和音の事を考えているうちに、最初の音の事が飛んでいってしまいます。
最初の部分から暗雲のイメージを出したいのですが、録音して聞いてみると
“何これ⁈“
いつもしっくりきません。
この部分がきちんとできていないとそれから先の部分が成立しないのです。
深刻な事態!
また頑張ります。
13/01/‘19
今日は私の事です。
Mozart kv397
今この曲を弾いています。
以前弾く機会があったのですが、弾く機会がなくなり、ずっと放ってありました。
しかし、今度弾く機会ができ、目下奮闘です。
この曲は以前France musique のCassardの番組で曲の解説をしていたのを聞いて知りました。
楽譜にはその時のメモが書いてあります。
そのメモには、曲はまるでオペラみたいに場面が変わると書いてあります。
弾いていると場面展開がオペラみたいに豪快に変わります。
最初は暗いイメージのアルペジオから始まります。
でも、この暗い雰囲気を弾いて表現することから非常に難しいのです。
暗いイメージで弾きたいと色々イメージして弾いてはいるのですが、全く暗く聞こえない!のです。
何年間か放置しておいたので、最後の明るい部分はより一層明るく感じられるようになり、解決した喜びなど色々な場面が浮かんでくるようになりました。
自然に場面が浮かんでくる状態になった時に初めて、こう弾きたいが生まれるようです。
最後の部分を弾く時は、ニコニコになってしまうのです。
この状況になるとバレンボイムの映像を思い出します。
https://youtu.be/bCwthMqPGYo
音楽って本当に魔術というか、科学技術では証明できない様な力を持っていると思います。
頑張ります。
10/3/'16
今Mozartの曲で、弾きたい曲があります。
kv397の幻想曲です。
何回も聴いてきたし、弾いてきたのですが、何故か心に響く様になってきました。