今日は、まじめな話。
娘が出身幼稚園での教育実習を終えて、平素働いている少人数の保育園との違いを話してくるので、ついつい話に乗ってしまいます。
娘が通った幼稚園は、自由というか、子供が色々体験をして、分かっていく教育をしています。
私学ですから、今もそのまま…
園児同士のケンカも直ぐ止めませんし、廊下を走ってもダメだとは言いません。
勿論、廊下の角は無くしてあって、転んでも重大な怪我を負わないようになっています。
子供が、自ら痛い思いをすることで、走る時や場所を考えるようになっているのです。
ケンカも、ある程度まで行ったら勿論仲裁に入ります。
でも、娘が働いている少人数の保育園では、狭い部屋に違う年齢の子供たちがいるので、遊びの内容まで細かく制限されているし、ケンカしようものなら直ちにやめるように指導が入ります。
幼稚園と保育園の違いだと言ったらそれまでですが、幼児時代に学ぶべき事、叩いたら自分も相手も痛いとか、自分の思い通りにいかない時もあるとか...相手を思いやる気持ちなどは多くの遊びや集団生活の中で学ぶのだと思っています。
幼児期は、子供にとってとても大切な時間な訳です。
色々な理由があって劣悪な状況下の保育園に預けられる子供もいるのですが、小学校に入学する時点で、人間らしい感覚を持っている子供と全く分かっていない子供がいることは、学力以前の問題として深刻ではないだろうかと、娘が感じていることの話に耳を傾けています。
女性が働き続けるのは、辞めてしまうと復帰出来ないから...
でも、保育園が勤まらずに退職した友達も何人も知っています。
女性が家庭に一時入れて、また復職できるそんなシステムにならないのかなぁ...
そうすれば、人口減少や介護という問題も少しはマシになるのではと考えたりします。
日本の社会ってまだまだ男性中心です。
そう思うのは、私だけかな?