物事には限度というものがあるらしい。
......................... .........................
私は、時間をかけて丁寧に浚った曲を合わせた時、何故か崩壊状態に陥ってしまいました。
それも、時間をかけた順番に。
最悪ですが、でもいくつか学べた事があります。
忘れないためにもそうなった時の兆候をまとめておきます。
現象1)
ひたすら丁寧に、ゆっくり浚っていたはずでしたが、いつの間にか暗譜していました。
これ、ソロ曲でもよくある現象ですが、余り宜しい現象ではないと思います。
暗譜は、何回か弾いていると覚えるてしまう時も、暗譜するという意識で取り組まないと正確に記憶されないのです。
惰性で覚えた時は、惰性で弾いている事に繋がり、せっかく考えていた音楽が飛んでしまい弾く事だけに専心してしまうことに繋がります。
合わせ物の伴奏では、危険行為です。
昔、コーラスの伴奏で、惰性の暗譜でトラブった事を思い出しました。
現象2)
速い曲で、よくあることですが、その日の1回目にトラブルって焦ったり、弾くべきテンポが分からなくなっている時も、やらなくてはと負荷をかけて練習すると余計弾けなくなります。
メチャ速くなっていたりして...挙句の果て音楽はなくなります。
音楽がなくなってしまうと、ちょっとした事で崩壊状態に陥ります。
私が掴んだ現象はこの2つです。
まだまだあると思いますが...
今回、きちんと弾けていたはずが弾けなくなってしまったのは、平素の練習の中である程度仕上がった段階でしばしば遭遇して、困っていた現象であった事で、この状況になってしまった時は、暫く弾かないで、楽譜を見たり音源を聴いたりして、弾く行為から遠ざかるべきだったのではないかと思っています。
浚い過ぎも災いをもたらす様です。
私は、浚う事が絶対的に善だと刷り込まられています。