今日は、大人の生徒さんに和音を簡単に説明しました。
調性を聞いて、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ...とV7をサクッと説明してから、弾いている曲の小節のバスを1つの和音にして弾いてもらいました。
そして、和音がどう変化しているか実際に分析しました。
ただひたすら進行方向に譜読みをするだけでなく、立ち止まり小節の和音の響きを聴いて、感じていただきたいと思ったのですが、どうだったかしら?
その後、ベレンスの連弾をやりました。
プリモは両手でユニゾンになっているので、譜読みが楽です。
そして、合わせるととても綺麗なのです。
大人の方には、可能な限り音、響きを聴いてもらうようにしています。
もちろん手の形、脱力の話はしますし、余計な力を入れて弾かない様にアドバイスします。
大人の方がレッスンに来てよかったと感じていただくのはどういう時だろうかと考えます。
家で練習したり調べれば分かることは、自主的になさる訳で、家での練習では学べない事、知らない和音、曲の進行、色々な音の響きについて触れられ、聴いて納得していただく、そういうレッスンにしていきたいと思います。
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